阪神・淡路大震災の犠牲者を悼み、神戸市中央区の東遊園地にともされているガス灯「1・17希望の灯(あか)り」の分灯が9日、始まった。県内の中学校や市民団体など約10団体が火をランタンに移し、持ち帰った。震災から26年となる17日前後に各地で開かれる追悼行事でともされる。
灯りを管理するNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」によると、今年は約30団体から申し込みがあった。新型コロナウイルスの影響で県外からの申し込みが減り、例年の半分程度という。
学校の追悼行事でともすために訪れた神戸市立湊川中学2年の平安右京さん(14)は「火に込められたいろんな思いを、つないでいかないといけないと思った」と話した。(遠藤美波)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル